『健康食で高齢化の課題を改善できるのか』

班番号:28LS03班
研究領域 / 食

主な成果発表・課題解決策の発信

健康寿命を伸ばす食について、栄養価の高いバランスのとれた食事が必ずしもベストではないことを知り、東北大学農学部の都築先生や仙台白百合女子大学健康栄養学科の高澤先生のアドバイスを受けて、高齢者施設に通いながら、高齢者にも喜ばれるカステラの製作に取り組む。特に、食物繊維や発酵食品の摂取の重要性と、地元の食材を使用すること、食べやすく誰にとっても楽しくなるような風味に仕上げることに視点を置き、仙台味噌カステラと黒糖ゴマカステラの2種を試作。幅広い年齢層の人々に試食をしてもらい、社会福祉法人 仙台市手を繋ぐ育成会が運営する『ホープすずかけ事業所』を訪問。製品化に向けた交渉を行い、2018年9月の学園祭でお披露目を兼ねた初販売を実施し、2日間で500個を完売。現在、この活動はLI(総合進学)コースの1年生が引き継いでおり、実際に開発したカステラでどれ程の効果があるのか検証中である。。